子供の夜泣きがひどい!苦労しているママに伝えたいこと
目次
出典:イラストAC
生活習慣の乱れ
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赤ちゃんの夜泣きがひどいのは、生活習慣の乱れが原因になっているケースがあります。
「夜泣き専門保育士」の清水悦子さんは、
“「生活リズムの改善なくして寝かしつけの改善なし!」”
出典:0~6才 子どもがすぐにストン!と眠れる本
と、この本の中で語っています。
清水さんは夜型の生活をしていて、夜にテレビを見るのが好きだったみたいです。
このように思うのは普通の感情ですし、気持ちは痛いほどわかります。
しかし、夜泣きがひどい場合には少し我慢して、子供に合わせてあげる必要があるようです。
実際に、7時に起床して19時に寝る生活をすることで、ひどかった夜泣きが5日後にはピタッとなくなったようです。
このように夜泣きが改善されることがあるので、生活習慣を整えることには意味がありますね。
昼寝の時間を短くする、食事を一定の時間にあたえるなど、改善できる生活習慣がないか見直してみてください。
体を動かして疲れさせる
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生活習慣を整えるだけではなく、体を動かして子供を疲れさせるのも大事なことです。
子供も大人と同じように、動くことで疲れを感じて寝つきやすくなります。
また、日光を浴びることで体内時計を整えて、寝つきがよくなることがあります。
天気が悪い日には、室内の遊び場やショッピングモールなどの屋内施設に連れて行ってあげるといいと思います。
まだ小さくて歩くこともできない赤ちゃんは、ベビーカーに乗せる、抱っこをして散歩をするなどして外を散歩するのがいいと思います。
さらに睡眠にこだわりたい方は、眠りのスイッチをオンにする作業をしてあげるといいでしょう。
実際にわたしは、電気を暗くして(我が家には間接照明がないので、豆電球にする)、お香を焚きストレッチをすると寝つきがよくなります。
先ほどのは私の話しですが、このように電気を暗くして「もう寝る時間だよ!」という合図を送ることで、赤ちゃんの眠気を誘うことができる可能性があります。眠気のスイッチを作るのには時間がかかりますが、慣れてくると眠気がくるようになります。
泣き止ませようとしない!?
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ここまで夜泣きの解消方法を述べましたが、実際は家庭環境も違えば子供も違います。「早く寝かしつけたい…」と思っていても、早い時間に寝かしつけるのが難しいこともありますよね。
我が家では、4人の子供とも幸いなことに夜泣きが少なかったです。
でも、これといった対策をしたわけではなく、むしろ夜型の生活を送っていました。
昼間に遊びに行かせることも頻繁にはしていなかったし、寝かしつけるために行ったこともドライブぐらいなものです。
夜泣きで苦労しているママと比べると、あまり苦労してこなかったのかもしれませんが、それでも夜に子供がなかなか寝ないことはありました。
そんなときに大事にしていたのが、泣き止ませようとしないことです。
子供の好きにさせて、眠くなるのを待っていました。
子供も自分の気持ちがわからないままに泣いていることもありますし、それに付き合うママも本当に大変だと思います。
子育てをする中で色々とやるといいことを聞きますが、どれが自分の子供にあっているかはやってみないとわからないですし、全部やろうとして疲れてしまうママを周りでよく見ていました。
頑張ることは大事なことだと思いますが、それで辛くなってしまったら「なんのために頑張っているんだろう…」となってしまう可能性がありますよね。
やらなきゃいけないことを全部できればいいですが、みんながみんな実現できるわけではありません。我が家のように、あきらめて好きにさせておくのもひとつの手段だと思っています。
たまには、パパや親に任すということも解決策になるかもしれません。
小学生でも夜泣きがあるなら夜驚症かも?
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ちなみに、小学生ぐらいの子供でも夜泣きをすることがあるそうです。
その場合には、夜驚症(やきょうしょう)を疑った方がいいかもしれません。
“「夜泣きとは浅い睡眠の途中で乳児が泣き出すこと。一方、夜驚症は深い睡眠の途中で3歳~7歳くらいの乳児が泣き叫ぶ症状です。夜泣きと違い、夜驚症の子どもは脳の一部だけが起きている状態で、ほかは眠っている状態。だから声をかけても反応はありませんし、翌朝聞いても本人は泣き叫んだことを覚えていないケースがほとんどです」”
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いわゆる睡眠障害で、夜泣きと似ているのが夜驚症の特徴です。
家庭環境の変化によって、症状を発症することがあります。
もし、当てはまっていると感じたら夜驚症を疑ってみるといいかもしれません。
睡眠専用クリニックといわれている専門機関もあるので、相談してみるのもひとつの手です。
まとめ
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今回は、夜泣きについて解説しました。
子育ては本当に大変で、いつも奥さんをみて「すごいな~…」と感じています。
夜泣きで悩んでいる方は、生活習慣を整える意識を持つと効果が高いのかもしれません。体を動かす、外に出るということもポイントです。
しかし、頑張りすぎることは禁物。
あれもこれもやろうとして、知らないうちに自分で自分を追い詰めてしまうこともあります。
周りの力を借りる、できる範囲でだけ行うなど、無理せずに行うことも大切かもしれません。