うん●の匂いは消えていない!?芳香剤の宣伝文句「99%匂いの元を除去!」の隠されたワナ

公衆トイレで結構臭いモノをした後、 次の人が待っていると匂いが残っていないか結構気になりますよね。 そそくさと逃げてしまえばいいのですが笑。 実はこの匂い、90%の匂いの元を除去しても、感じる匂いはあまり 変わらないらしいのです!この感覚、方程式で表せるっていったら どう思います?

法則(公式)がある

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この匂いの”量”がどれくらい増えたり減ったりすると、

人が刺激としてどのくらいと感じるのか、を法則としてあみ出した人たちがいます。

ウェーバーさんとその弟子フェヒナーさんが発見した、

ウェーバー・フェヒナーの法則。

聞いたことありますか???

高校のとき、理系だった方はあるかもしれません。

この法則、

人の“感度”に対してその元になる物質の量との関係

を法則(公式)にあらわしたものです。

どういうことかというと、

 

・人が感じる重さ
・人が感じる騒音のうるささ
・人が感じる臭い

 

などについて、

どの程度、元の量が増えると、

それに伴って感度、つまり、

”あ、増えた”と感じるか、を数字で示しています。

どんな法則なの?

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ウェーバー・フェヒナーさんによると、

刺激度(感覚)は刺激の元になる量の「指数」に比例すると言っています。

つまり、

量が2倍になったから、刺激度も2倍になるというわけではない、ということです。

公式でいうと、

X=A log S (Xは刺激を感じる強さ、Sは刺激の元になる要素の量。Aは一定の数)

なのですが、

ちょっと難しいので、

少しだけですがわかりやすく説明してみましょう。

 

トイレの匂い量が、10から100になったとします。

指数の出てくる数字であらわすと、

10の1乗は10

10の2乗が100

ですね。

この場合、繰り返しますが「指数」は、1乗の「1」、2乗の「2」のことです。

一応、対数のlogをつかって表すと

1=log10 10
2=log10 100

です。

※ちなみに、10を底(てい)、10や100のところを真数(しんすう)っていいます。

「刺激度(感覚)は刺激の元になる量の「指数」に比例する」わけですので、

「指数」(上の=の左側)が1→2になったので、
「クサさ」という刺激が2倍に感じる、ということだそうです。

つまり、量は10倍になったけど、クサさは2倍程度。

音(騒音)で言いますと、

100デシベルだった音が、1000デシベルになって、

「なんかさっきより、倍くらいうるさくなったよね」ということになります。

90%匂いの元を除去するとどれくらいのクサさなのか?

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では今度は逆に、数値が増える方ではなく減る方です。

90%程度の匂いを除去すると、どれくらいの「クサさ」と感じるのか、

計算してみましょう。

匂いの元の量が90減った、つまり量が100から10になりました。

※つまり真数が100から10へ変化。

ここで、どれくらいの刺激の強さになるのか、を

公式、
X=A log S (Xは刺激を感じる強さ、Sは刺激の元になる要素の量。Aは一定の数)

であてはめてみます。

ただ、「常用対数表」などを見る必要があるため表や計算は省きますと、

X=刺激の強さは、2から1に変わります。

よって感覚の強さは、半分つまり、量は1/10になったけども

”50%くらい匂いが減ったじゃない”

と感じるのです。

これを1/3くらいにしようとすると99%除去
1/4くらいの感覚にしようとすると99.9%除去

する必要があります。

「この芳香剤、99%匂いの元を除去って書いてあるけど、あんまり効果ないんじゃない?」

と感じるその感覚は実は正しく、99.9%以上は除去しないと感覚的にはダメということなのです。

まとめ

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指数や対数とかが現れてくると、

じん麻疹が出てくる人もいると思いますが

こうして数字でものごとをみると、

「どれくらいか」というのがわかりますよね。

あと、

『芳香剤のパッケージ、「匂いの元を99%除去!」って書いてあるけど、
全然匂いなくならないじゃない。あれ、サギだよね』

と言ってしまいがちですが、実はサギじゃないっていうのがわかります。

99%除去してるのですが、

クサさの感覚で言えば、1/3程度残っていることになりますので
(byいそきち)

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