生物のなんで?どうして?解説します白髪の不思議!

「おばあちゃんの髪はどうして白いの?」そんな風に、お子さんに質問をされたことはありませんか?世界には白人種、黒人種、黄色人種と様々な人種があり、人はそれぞれ髪の色が違います。しかし、黒髪の人も金髪の人も歳を取ればみんな白髪になります。白髪のメカニズムとは一体どんなものでしょうか。今回は白髪の謎に迫りましょう。

おばあちゃん

「おばあちゃんの髪はどうして白いの?」 お子さんにこんな質問をされたことはありませんか?

世界には白人種、黒人種、黄色人種と様々な人種があり、人はみんなそれぞれ髪の色が違います。

 

しかし、黒髪の人も金髪の人も歳を取ればみんな白髪になります。

白髪のメカニズムとは一体どんなものでしょうか。

 

髪の毛は「色素」で色が決まります

色素

髪の色は「メラニン色素」によって決まります。

 

メラニン色素には「黒色メラニン」と「黄色メラニン」があり、この2つの組み合わせでいろいろな髪色が作られています。

 

例えば、黒色メラニンが多ければ濃淡な黒髪になり、黄色メラニンが多ければ赤毛や金髪などの暖色系の髪色になります。

赤毛

毛根で作られたばかりの髪の毛はもともと白色で、メラニン色素の着色により髪の色が決まります。

そのため、白髪というのは「何も着色されていない状態」つまり、メラニン色素が不足していることを意味します。

 

歳を取ると色素が少なくなる

白髪

では、どのようにメラニン色素をつくるのでしょうか。

メラニン色素を作るためにはチロシナーゼという酵素が必要です。

何らかの理由でこのチロシナーゼが生成されなくなると、髪の毛は白いままです。

 

これが白髪のメカニズムです。

 

歳を取ると、このチロシナーゼが減少していくので、メラニン色素が作られなくなり、髪色が白いまま伸びるというわけですね。

 

歳を取らなくても白くなることがある

白髪のメカニズムはチロシナーゼが減少し、メラニン色素が作られず、白い髪のまま生えることです。

加齢によりチロシナーゼは減少していきますが、加齢以外にもチロシナーゼが十分な働きをできずに白髪になる場合もあるようです。

原因1:栄養不足

栄養のある料理

食生活が乱れると、ミネラルアミノ酸などが不足し、健康な髪の毛を保つことが出来なくなりやすいです。特にミネラルはチロシナーゼが働くために必要な栄養素です。

原因2:ストレス

ストレス

メラニン色素を作っている細胞(メラノサイト)は、ストレスがかかると正常な働きをしなくなり、メラニン色素が作れなくなることがあります。

原因3:アルビノ

ワニ

先天性色素欠乏症と呼ばれる遺伝子疾患の可能性もあるようです。

遺伝情報の欠損によりチロシナーゼが生成できない、もしくはチロシナーゼが不活性のために、メラニン色素が作られないと言われています。

体が白い動物の原因も、一部アルビノであると言われています。

 

珍しい白い生き物もいる

ホワイトタイガー

白髪は人間だけではありません。体毛が白い動物たちもいます。

神話にもでてくる白兎やサーカスで見かけるホワイトライオンも体毛が白いですね。

 

白兎は先ほどのアルビノ種、ホワイトライオンは白変種によるものですが、世界にはいろいろな「白い毛」の生き物がいるのですね。

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