パラスポーツを知ろう。ボッチャってどんなスポーツ?

2020年に開催される東京オリンピック関連のニュースをよく目にするかと思います。それと同時に2020年8月25日から開催されるパラリンピックも、開会式まで残り1年を切りました。パラリンピック競技の中には、あまり聞き慣れないスポーツもあります。今回はそんなパラスポーツの1つである、ボッチャについて解説したいと思います。

ボッチャの概要

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ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者や同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツです。
「ジャックボール」と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、どれだけ近づけるかを競う競技です。

障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加可能です。
競技は障がいの程度によって男女の区別のないクラスに別れて行われ、個人戦、2対2のペア戦、3対3の団体戦があります。

ボッチャのルール

ボッチャは、ジャックボールを目標にして赤と青が6球ずつボールを投げ合い、全球投げ合ってジャックボールに近い方が勝ちというのが基本的なルールです。
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まずはジャックボールの投球が行われます。最初にジャックボールを投げるのは赤の選手です。

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ジャックボールを投球した人が、続けて赤のボールを投げます。

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次に青の選手が投球します。試合開始からここまでをまとめると、ジャックボールの投球→赤の投球→青の投球となります。

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これ以降投球を行うのはジャックボールに対して遠い方になります。この場合は青の投球となります。
青が2球目を投げましたが、まだ赤より遠い状態です。よって、続けて青の投球となります。

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3度目の投球で赤より青がジャックボールに近くなりました。これで投球交代となり、赤が投げる番になります。

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赤の2球目はまだ青よりも遠いので、続けて赤が投球を行います。

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青より赤が近づきました。再度青が投球を行います。

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4球目から6球目を投げましたが、赤より近づけることはできませんでした。これで青は投球終了です。片方が投球終了したら、もう片方が残り全ての球を投げます。
よって赤の勝利は決まっている状態ですが、赤が4球目から6球目を投球します。

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赤と青が全てのボールを投球しました。これで1エンド終了となります。ジャックボール投球から赤、青が全て投げ終えるまでが1エンドとなり、公式戦は4〜6エンドで1試合となります。

1エンド終了したところで得点計算を行います。ボッチャはジャックボールに近い方が勝ちなので、今回は赤の勝ちとなります。
得点は、ジャックボールに対して相手よりも何球近づけられたかで決まります。

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今回のケースでは、ジャックボールに最も近い青のボールよりも、赤のボールの方が2つジャックボールに近い状態になっています。
よってこのエンドは赤が2点獲得したということになります。

このエンドを繰り返していき、最終的に得点の高い方の勝利となります。

まとめ

ボッチャのことを知ることができましたか?東京パラリンピックでは、ボッチャは8月29日(土)から9月5日(土)の間に競技が行われます。
会場は有明体操競技場となります。ボッチャの日本代表は、2016年のリオパラリンピックや2018年の世界選手権で銀メダルを獲得しており、上位入賞が期待できます。
今回ルールを覚えたことでボッチャの観戦がこれまでよりも楽しくなるはずですので、ぜひ皆さんでボッチャ日本代表を応援しましょう!

(ライター:長井ガク)

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