スマホと電子レンジは同じ電波が使われているってホント?

冷たいものを“チン”する電子レンジ。 冬は特に重宝しますよね。この電子レンジ、なぜものが温まるかを知っている人は多いと思いますが、実は普段よく使っている機器と同じ電波を使っているのです。それは、なんと、スマホ・携帯電話。今日はこの電子レンジとスマホ・携帯電話、両方で使われている電波についてご紹介します。

同じ電波が使われている

電子レンジとスマホ・携帯電話(以下、携帯電話)、

双方で使われている電波は実はマイクロ波。

衛星放送も同じマイクロ波が使われています。

電子レンジの英語名は、microwaveoven(マイクロ波オーブン)。

英語名の方が実体をよく表していますよね。

携帯電話でも物を温かくすることができる?

では同じ電波を使う携帯電話で物を温めることはできるのでしょうか?
答えはやはりNOです。

電子レンジに物を入れると温かくできるカラクリは、その物に含まれている水の分子を
揺らすことで熱を出させる仕組みです。

携帯電話が発するマイクロ波は電子レンジの1000分の1以下のパワーしかありません。
したがって、水の分子を揺らすほどのパワーはなく温めることはできません。

携帯電話か出るマイクロ波の強さは最大800mW(ミリワット)。

800 mWと言う電子レンジで使うマイクロ波の強さ1kWの1000分の1以下。

当然ながら携帯電話が発する電波で何か温めることができません。

もう1つの大きな違い

そして、電子レンジと携帯電話では、周波帯が違います。
携帯電話の周波数は0.8から2GHz、電子レンジは2.45GHzと言う
高い周波数の電波を出しています。

さて、ここで問題です。

電子レンジに入れた食べ物や飲み物にマイクロ波が当たると、

物に含まれる水の分子がマイクロ波によって、

1秒間にどれくらい振動を与えていると思いますか?

なんと約25億回。

さきほど簡単にお伝えした通り、分子の活動(分子運動といいますが)エネルギーは
熱に変わっていくので、物を中から温めることができます。

電子レンジの場合、物に含まれる水分が鍵になっています。

“電子レンジに一緒に入れたお皿って意外に熱くならないよねー”

と感じる方は正しく、それはお皿が水分を含まないからです。

ただ、加熱された物の熱が陶器に伝わって熱くなる場合はありますのでご注意を。

電子レンジの扉をよく見てみると・・・?

じっと扉をみるとわかるのですが、電子レンジの扉は、
プラスチックだけではできていません。

実は、金網が張られています。

金属の網は、マイクロ波が外に漏れ出すことを防いでくれます。
(※電子レンジが作動している時に中をじっと見ないでくださいね!)

マイクロ波が人間の体などに当たるとどうなるかというと、、、、火傷をします。
(※これも絶対にやっちゃダメです!えらいことになります)

もっとストレートに金属ですっぽりと被っておけば良いのですが、

それでは食べ物がどうなっているか見ることができませんよね。

それで電波が漏れ出さない程度の最小限の穴を開けて中が見えるようにしているのです。

まとめ

普段から非常にお世話になっている電子レンジと携帯電話、意外な共通点がありましたね。
むか〜し、アメリカで発売当初、温かくすることができる、ということで、
お風呂に入れた飼い猫を電子レンジに入れてあたためようとしたおばあちゃんがいて、実際やってその猫が死んじゃった、という事件がおきました。
訴訟の結果、おばあちゃんが勝ったそうですが笑

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