スマホやSNSが与える子どもへの影響とは?

スマホが日本に普及して約12年が経とうとしています。今やスマホは私たちの日常に欠かせないものとなっており、その使用年齢も低年齢化してきています。スマホやSNSが子どもに与える影響について調べてみた。 要約文 スマホやSNSは便利な反面、子どもの脳の発達に悪い影響を及ぼす可能性が高いと指摘されています。2017年の米国小児科学会では、スマホの使用時間をスクリーンタイムと言い、それが増えるほど子どもの言語発達が遅れ30分増えるごとにそのリスクが49%高まる可能性があることがわかった。

スマホやSNSは子どもにとって悪影響?

サムネイル

NEWZOOの調査によるとスマホ普及率第1位は82%のアラブ首長国連邦で、スマホユーザーは約785万人となっており日本は普及率が約51.9%でした。

また、スマホの普及年齢層も低年齢化していてスマホやタブレットを自由に使いこなす子どもたちをデジタルネイティブと呼びます。

スマホなどの使用時間をスクリーンタイムと言い、2017年の米国小児科学会のガイドラインではスクリーンタイムが増えるほど、子どもの言語発達が遅れる可能性が高いことを指摘しています。

具体的にはスクリーンタイムが30分増えるごとに言語発達が遅れるリスクが約49%高くなります。発達・行動小児学を専門とするミシガン大学のラデスキー博士によると、特に18ヶ月ごろまでの子どもはスクリーンの中の2次元と現実の3次元の差を理解することが困難であり、その依存性は高いと言えると指摘しています。

また、スマホ・インターネット中毒の人の研究ではうつ、不安、不眠の症状が見られました。こういった症例を見ると、子どもがスマホやSNS中毒になってしまうのではないかと不安が大きくなってしまいますが、親によるスクリーンタイムの管理をしっかり行えば悪影響を最小限に抑えることもできると言えます。

スマホやSNS、アプリゲームを安全に使うためには、利用時間をしっかりと決めて使用させることだけではなく、情報が溢れている中でどの情報が良いものか、悪いものか、見極めることのできる力をつけることも重要であると言えます。

画面の向こう側の人の顔が見えない中で人との繋がりをSNSやネットの中だけで完結させるのではなく、直接話し、認め合い、譲り合い人となりを理解し付き合う人間関係の築き方を大人が子どもにしっかりと教えることで、ネットやSNSといったツールをうまく利用できるようになることを忘れずにまずは大人が手本となり、リスクをしっかり考慮しテクノロジーを使いこなす真のデジタルネイティブを目指して行くことが大切です。

しかし、ネット環境は必ずしも子どもにとって悪影響を与えるばかりではありません。ジョージア大学の2012年6月の研究によると、SNSに毎日ログインしている何百人もの人々が無自覚で自己肯定感を高めている可能性があることがわかりました。

ネットやSNSがあることで、自分が今いる環境以外にも世界が広がっているということがわかりやすく他の人との繋がりを感じたり、人から自分がどう見られているかが数字やコメントでリアルタイムに表現されることで、自分を肯定的に捉えることができることもあります。

使い方さえ注意することができれば自分の世界や可能性を広げることができる便利なものであることも理解することが大切です。

SNSの間違った使い方をしないためには?

サムネイル
最近は子どもの写真や動画をSNSにアップしている親が多くいます。

アメリカの2歳児の92%はオンラインに登場しており、その3分の1は生後24時間以内に最初のオンラインデビューを果たしているというそうです。

子どもが生まれたとき、初めて歩いたとき、親の感動を知っている人や世界に発信し、微笑ましい思いでそれを多くの人たちが「いいね!」を押します。

その瞬間、思いを共有したい!と思うこと自体は何も悪いことではありませんが、その行為が不用意に子どもを傷つける可能性があることも頭に置いておかなければいけません。

例えば、6歳の子どもが失敗したことを、親が可愛いなと思ってSNSにアップするとそれをみたママ友が自分の子どもに見せて、その子どもが学校で他の友達に話す。それがきっかけでいじめに繋がることもあるといいます。

また、ネットにアップした我が子の写真が知らない間に他人に自分の子どもだと嘘をつかれ、「いいね!」欲しさにSNSに再投稿されてしまったり、アップした写真の背景から場所を特定することができたり子どもの名前から親の名前、職業などの個人情報が明らかになってしまいそれが元で誘拐に巻き込まれてしまうといったデジタル誘拐が問題になっています。

そういった問題に巻き込まれない為には、投稿する前に一度立ち止まることが大切だと言えます。本当にこれを投稿して将来や今、子どもに影響はないのだろうかと親ではなく子どもの立場に立って考え、正しくSNSを使用することが大切だと言えます。

まとめ

最近は大人向けではなく、子どものニーズに合わせたSNSアプリなどの開発も進められています。これからの社会では、スマホやSNSに振り回されるのではなく、大人も子どももうまく付き合う方法を考えて一緒に学んでいくことが必要になってくるのではないでしょうか。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう


コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です