女性の天敵「脂肪」が、実は食欲をコントロールするメッセージを脳に送っていた!?

これまでの医学界においても、我々一般人の常識においても、脳が指令を出し、各臓器を動かしている、と考えていた。 しかし、これは間違っているらしい。

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臓器から出されるメッセージ物質

 

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最新の研究では、各臓器がメッセージ出し合い情報をやり取りすることで、
バランスの取れた生命活動がなされているのだ。

 

つまり、脳は司令塔ではない。

 

例えば、私たちの体内で酸素が足りなくなったとする。

 

その場合、まず脳ではなく腎臓が動き出す。

 

メッセージ物質を出して骨にメッセージを送り、そのメッセージが骨に伝わることで、
酸素を運びやすくするために赤血球を増やしてくれると言うメカニズムなのだ。

 

そして脂肪である。

 

各臓器に活発にメッセージを送っている。
脂肪は脳にもメッセージを出しており、それによって私たちの食欲がコントロールされているらしいのだ。

 

脂肪萎縮症と言う病気がある。
この病気は、1/数百万人という確率で発症してしまう難病なのだが、
これにかかると脂肪細胞が「勝手に」脂肪を消失させ、減少させてしまう。

 

この病気の特徴は、食事の際に食欲が制御不能になるという点だ。
つまり際限なく食べてしまう。脂肪細胞と食欲には大きな関係がある

ことがみてとれる。

 

レプチン

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ロックフェラー大学のジェフリー・フリードマン博士は、
いくら食べても食欲が低下しないマウスに注目した。

 

正常なマウスの血液の成分を肥満マウスに与えてみたところ、
肥満マウスの食欲が低下していった。そのマウスを詳しく調べてみると、
脂肪細胞で作られるレプチンと言うタンパク質が脳にメッセージを送り、
食欲をコントロール

していることが明らかになったのだ。

 

レプチンは100万分の1ミリの小さなタンパク質。

 

脂肪細胞にエネルギーが十分にたまると、脳の中心部である視床下部へメッセージとして送られる。

 

視床下部にはレプチン受容体と言うものがあって、ここでレプチンを受け取ると、脳に満腹指令がいく仕組み。

 

つまり、脂肪細胞からレプチンメッセージが出ない限り、ずっと食べ続けてしまう

ことになるのだ!

 

波及するレプチン効果

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レプチンは性欲にも影響を与えている

ことがわかってきた。

 

アメリカのサスカハナ大学でのマウスを使った実験では、
メスのハムスターにレプチンを与えたことで、ハムスターの性行動の回数が大幅に増加したと言うのだ。

 

レプチン以外にも、脂肪細胞からは数百種類ものメッセージ物質が出ていることが明らかになっている。

 

まとめ

脂肪は今まで単なるエネルギー貯蔵庫と考えられていたが、
実は脂肪に我々の欲望をコントロールされていたということだ。

 

すごいぞ、脂肪。

(P.N.いそきち)

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