手頃な箱と虫眼鏡で10分で作れる!簡単スマホプロジェクター
プロジェクターとは映画のフィルムに光を当てて、映像を拡大してスクリーンに映し出す機械の事です!
実は、手頃な箱と虫眼鏡とスマホがあれば、何と10分以内に、簡易版プロジェクターが完成します。
自分だけのオリジナルプロジェクターを作りながら理科を学びましょう!
どうしてプロジェクターで映像が拡大して見えるの?
学校に視聴覚室という教室がある場合、その教室内の壁側に大きくて真っ白なロールスクリーンがあるかと思います。
このロールスクリーンに向かってプロジェクター(または映写機ともいいます)で映像を投影する事で、小さな映像を大きく映し出す事ができるのです。
どうしてそんな事ができるのか、それはプロジェクター機の中にあるレンズが関係します。
レンズに光を当てる事で光の屈折が起きて、スクリーンに投影する映像が大きく見えるんですね!
同じように光の屈折を利用他例として、カメラがあります!
記事はこちら。
では実際にプロジェクターを作る事で、その仕組みを学んでみましょう!
実際に作ってみよう!まず用意する物
プロジェクター機はとても高額な機械ですが、ある物を用意するだけで簡単に作れてしまいます。
それは、 スマートフォン ・スマートフォンが入る蓋のある箱(段ボール等でOK) ・虫眼鏡 の3つです!
投影するスクリーンは、例えば自宅の白い壁でもいいですし、A4〜A3サイズの白いコピー用紙を壁に貼って、そこをスクリーン代わりにします。
手頃な大きさの箱と虫眼鏡で簡易プロジェクターを作り、スマートフォンの中に保存されている写真や動画を壁へ向けて投影してみましょう!
10分で完成!簡単プロジェクターの作り方
①箱に虫眼鏡サイズの穴を開ける
まずは箱の側面(横)の真ん中に丁度虫眼鏡の丸いレンズ部分が来るように調節して、その丸いレンズ部分をペンでなぞりましょう。
次にペンで印をつけた丸に沿って、カッターで丸の部分を切り落とします。
②箱の内側に虫眼鏡を取りつける
丸く切り落とせたら、今度は箱の内側から丸く穴が開いている部分に虫眼鏡の丸いレンズ部分を当てます。
この時丁度、丸い穴と虫眼鏡の丸いレンズ部分がピッタリ合わさっている状態にしましょう。
そのまま丸い穴にはめ込むようにガムテープで箱と虫眼鏡を接着して、虫眼鏡を固定します。
③スマートフォンを固定する
虫眼鏡を丸い穴に固定できたら、次は箱の内側にスマートフォンを固定させます。
スマートフォンは縦に置けるならば縦、横にしか置けないなら横向きに「真っ直ぐ立てかけて」置きましょう。
スマートフォンを固定するようなスタンドがあればそれを利用します。 これで完成です!
とうとう投影です!好きな写真や動画を映し出しましょう
簡易プロジェクターが出来上がったら、次はいよいよ投影です!
まずスマートフォンの設定ですが、まず「自動ロック」をしないに設定します。
こうする事で、画面の自動ロックにより途中で投影が終る事を避けられます。
次に「画面の明るさ」を最大にしておきましょう。 後は簡易プロジェクターの中に、壁へ映し出したい動画や写真を表示したスマートフォンを固定させます。
スマートフォンの画面を虫眼鏡に向けて、なるべく真っ直ぐになるように立てかけて置きましょう。 そして箱の蓋を閉めて部屋を真っ暗にしたら、後は白い壁へ向かって簡易プロジェクターを向けましょう。
そうすると箱の中で光と映像が虫眼鏡に屈折して、壁へと動画や写真が投影されるのです。 映像がぼやける場合は、壁に簡易プロジェクターを近づけたり、遠ざけたりしてピントを調節してみましょう。
いかがでしたでしょうか?
簡単に作れるプロジェクター、ぜひ試してみてくださいね!