織姫と彦星は会えている?平成30年間の天気を大調査!

7月といえば七夕ですね。織姫と彦星が1年に1回だけ会うことが許されている日だというエピソードも有名です。令和最初の七夕、2019年7月7日の東京都内の天気は雨でした。七夕に雨が降ると、天の川の水かさが増してしまうため、織姫と彦星が会うことはできないと言われています。そのため、七夕に降る雨のことを「酒涙雨(さいるいう)」と呼んだりもするそうです。でも、よくよく考えると七夕の時期は日本の大半の地域が梅雨の最中ではないですか?つまり織姫と彦星はほとんど会えていないのでしょうか?そこで2人の愛を確かめるべく、平成元年から平成30年まで、30年間の7月7日の天気を調べてみました。


サムネイル_天の川

七夕の天気を調べてみました

さっそく、平成元年から平成30年までの7月7日の天気を調べてみました。もちろん観測する地点によって結果は異なりますが、今回は東京都内の天気を基準にしています。その結果がこちらです。

サムネイル_東京都内の天気1

過去30年間で雨だった七夕は9回。つまり、織姫と彦星は3回に1回は会えていないという結果になりました。これを現代人に置き換えて考えると、毎週末デートの約束をしているカップルが、急な仕事が入ったり風邪をひいたりして、3週間に1回はドタキャンになっているという感じでしょうか?これを多いと捉えるか少ないかと捉えるかはあなた次第です。

でも会えなくたっていいじゃない

サブタイトルのとおりなのですが、個人的には織姫と彦星が雨によって会えなくてもいいと思うんですよね・・・。以下にその理由を記載します。あくまでライターの個人的な気持ちですので、予めご了承ください。なお、こちらは各種情報を取り纏めた結果に基づく冷静な見解であり、決して織姫と彦星という2人に嫉妬しているわけではありません。嫉妬じゃないですからね!

①そもそも自業自得じゃない・・・
そもそもなぜ織姫と彦星が離れ離れになったのか、皆さんご存知でしょうか?

もともと働きものだった織姫と彦星ですが、結婚した途端お互いのことに夢中で、全く仕事をしなくなってしまいました。これに対して怒った天の神様は織姫と彦星に、天の川を挟んで別々に暮らすように命じました。その後、彦星と別れてから織姫は泣いてばかりの日々を過ごしていました。その姿を見かねた天の神様は一生懸命働くことを条件に、1年に1度、七夕の日に2人が会うことを許したのです。

いやいや、離れ離れになったのは完全に自業自得じゃないですか。雨で会えなくなったとしても文句を言う資格はないと思います。来年会えることを楽しみに、また1年間一生懸命働きましょう!

②会えないのは一瞬じゃない・・・
そもそも織姫と彦星は星だということを忘れていないでしょうか?織姫はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルという星で、七夕伝説の通り天の川を挟んで向かい合うように位置しています。星だということを念頭に置いて考えると、1年というのは一瞬じゃないでしょうか?

下記の記事を参考にして、星の寿命を100億年と仮定します。
別記事リンク:

太陽の寿命はあと半分?星に寿命があるって本当?

そして人間の寿命を80年と仮定します。80年は日に換算すると29,200日、秒に換算すると、2,522,880,000秒となります。この仮定を元に計算すると、星にとっての1年は、人間にとっての0.25秒に相当するということになります。4年に1回しか会えなかったとしても、人間にとっては1秒ぶり。345,600年に1回でようやく人間にとって1日ぶりとなるのです。スケールの大きい壮大な話のはずなのですが、一気にロマンが消えた気がするのはなぜでしょうか・・・。

③なんだかんだで会えてるじゃない!
七夕伝説にも様々な説があるのですが、その中に『雨の七夕には天の川を渡ることができない織姫と彦星を可哀想に思ったカササギの群れが、翼を広げて橋を作り、それを渡って2人は会うことができる』というものがあります。つまり、雨が降ったところで結局2人は会っているのです。自業自得だとか寿命がなんだとか力説した自分が惨めで仕方ありません。
ちなみに平成30年間で1番多かった天気は曇りですが、『七夕の天気が曇りなのは、久しぶりに会えた織姫と彦星が、他の人に見られないように隠れたため』という説もあるそうです。今後七夕が曇りだったときには、雨以上に憂鬱な気分になりそうです。

他の日の天気も調べてみました

せっかくなので他の日の天気も、平成30年間分調べてみました(東京都内)。

①クリスマス(12月25日)
サムネイル_クリスマス
3回に2回は晴れという、七夕よりも高確率で晴れだったようです。30年間で雪の日は1回もありませんでした。東京都内でホワイトクリスマスを期待するのは難しいようですね。

②体育の日
晴れのイメージが強い体育の日の天気も調べてみました。1999年までは10月10日でしたが、2000年からは10月の第2月曜日に変更となりました。今回は“体育の日であること”を重視して調査したので、年によって10月8日-14日でばらつきがあります。
サムネイル_体育の日

クリスマスほどではないものの、過半数の年が晴れだったようです。制定の趣旨どおり、スポーツに親しむのにふさわしい日のようですね。余談ですが、元々1964年の東京オリンピックの開会式を記念して制定された体育の日は、来年2020年は東京オリンピック開会式当日にあたる7月24日へ1年限定で移行するほか、2020年以降「スポーツの日」と名称を改めることが決まっています。

まとめ

最後に、今回過去の天気を調査するのに使用したサイトを紹介します。

Goo天気(過去の天気)

こちらのサイトから、最大で1961年からの過去の天気データを調べる事が可能です。また、地域単位での検索も可能になっています。お子様の産まれた日やご自分にとっての思い出の日など、気になる日の天気を調べてみてはいかがでしょうか?

(ライター:長井ガク)

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