数字のトリック!10%割引と10%還元、どっちがお得なの?
年度末に向けて各店舗は決算セールと銘打ち、お買い物をお得にする演出を してきます。たとえば、スーパーやショッピングモールにいくと 「本日は、決算大特価!すべての商品が10%OFFです!」 「今日はなんと!10%ポイント還元(1ポイント=1円)決算セール日です!」 なんてことをよく耳にしますよね。 さて、あなたは、10%OFFと10%還元、どちらにより価値をおきますか?
目次
どっちがお得?
どちらがお得か計算してみたいと思います。
比較するためにをまとめ買いするとしましょう。
例として、1個1000円の高級コーヒー豆を10個買うとします。
1)Aスーパーは、レジにて10%OFF
2)Bスーパーは、レジにて10%還元
にて、それぞれのスーパーで1個あたりいくらになったかを計算してみます。
Aスーパーでは、
1,000円✖️10個=1,000円*90%=9,000円
9,000円➗10個=1個あたり900円
Bスーパーでは
1,000円✖️10個=10,000円
わかりやすくするために、
10,000円で1,000円のコーヒー豆を1個多く買えたとして考えると、
10,000円➗11個= 909円
このように、10%OFFで購入したAスーパーの方が1個あたり
9円 お得になります。
20%で比較
では次に、20%OFFと20%還元で1個あたりいくらになるか比較してみます。
Aスーパー
8,000円➗10個=800円
Bスーパー
10,000円➗12個=833円
1個あたり33円20%OFFの方がお得になります。
表にしてみると・・・・・・
整理するために、5%OFFから50%OFFと5%から100%還元までを表にしてみると、
[OFF表]
[還元表]
ご覧の通り、
50%OFFと同等の単価にするには、100%還元という
あり得ない還元率にする必要があることがわかります。
面白いですね、数字のトリック。
まとめ
そもそも論として、ポイントって有効期限がありますから、
“あれ、使おうと思っていたけど、いつの間にか有効期限切れていた。ま、いっか”
となりがちですよね。
私がスーパー側でしたら、還元祭をやると思います!笑
(byいそきち)