乗り物酔いさせないためにはサンタさんになりきる?乗り物酔い対策ランキング【ベスト5】

これからの季節は、帰省や旅行などで長距離の移動が必要となることが増えてきますね。 長距離移動の際には、様々なトラブルが起こりやすいため、お子様連れの移動に苦労されているお母さんも多いのではないでしょうか。 その中でも、長距離移動の際の心配事として、良く耳にするが「乗り物酔い」です。 乗り物酔いは、家族での移動時だけでなく、学校や習い事でのイベント時にも長距離移動が必要とされる場合もあるので注意したいですよね。 今回は、乗り物酔いになる原因と、乗り物酔いをしないための対策を解説していきます。


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乗り物酔いする原因は?

【目と耳の情報のギャップで異常発生】
乗り物酔いは、目で見ている情報と耳から感じる情報のギャップが原因で起きてしまいます。普段の生活では、目と耳から入ってくる情報を脳が正常に処理をすることで体のバランスをとっているのです。

ですが、慣れない揺れや刺激を受けると、目と耳から入ってくる情報を脳が正常に処理できずに異常が発生します。発生した異常に対して、脳が過去の経験を基に「良いこと」or「悪いこと」の判断を下すのです。「悪いこと」と判断されると自律神経が乱れ、乗り物酔いの症状が発症されることへと繋がっていくのです。

【大人も同じ原因】
乗り物酔いする原因は子供だけでなく大人も同様で、車に比べ船酔いをする人が多いのは、慣れていない揺れを受けることで正常に脳が処理をできないためです。

また、普段は乗り物酔いをしない人が本を読んでいると酔ってしまうのは、目と耳から入ってくる情報にギャップが生まれてしまっているためです。

3D映像などで、目からは動いている情報が入ってきているのに耳からは動いている情報が入ってこないギャップによって発症することがあるのも同じメカニズムになります。

【精神面での原因も】
目と耳からの情報のギャップだけでなく、精神面での要素から異常の信号が脳から発信される可能性も多くあります。乗り物酔いに関わる嫌な経験があると、乗り物に乗っているだけで不安や心配な気持ちが脳に送られ、脳で異常事態と判断される結果を招いてしまうのです。

【赤ちゃんは乗り物酔いしない?】
0歳~3歳頃までは、バランス感覚が未発達のため乗り物酔いをすることをほとんどありません。3歳~4歳頃から乗り物酔いが始まり、バランス感覚の発達が強くなる小学生から中学生の時期が一番乗り物酔いをしやすい年齢と言われています。

効果的な対策【ベスト5】

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【第5位:乗車前の食事】
乗り物を利用する際には、前日の夜や出発前の食事には注意が必要です。乗車前にオススメの食べ物と控えるべき食べ物をご紹介します。

『オススメの食べ物』
・消化の良い食べ物(うどん・お粥・茹でた野菜・豆腐など)
・チョコレート(血糖値があがり脳が活性化するため)
・生姜(吐き気を抑止する効果があるため)

『控えるべき食べ物』
・消化の悪い食べ物(揚げ物・乳製品・高脂質なものなど)
・柑橘類(胃酸の分泌量が上昇するため・ジュースもNG)

正しい食事としっかりとした睡眠が、事前の準備としては重要になります。

【第4位:酔い止め薬】
子供向けの酔い止め薬は、3歳からを対象として多くの商品が販売されております。対象年齢別や液体・錠剤・チュアブルなどの形状別に加え、味や風味もバリエーション豊富にあります。

『酔い止め薬の具体的な効果』
・眠気を誘い、脳の興奮を鎮めることで不快な気持ちを感じにくくする
・頭痛を和らげる
・吐き気を和らげる

また、酔い止め薬には30分以上前に服用するタイプと直前に服用をするタイプがございます。30分以上前に服用するタイプは腸で吸収される、直前に服用するタイプは口内の粘膜で吸収される違いがあります。お子様が起こりやすい症状や好みに合わせて薬剤師の方にご相談いただくといいかと思います。

【第3位:臭い対策】
臭いの影響から乗り物酔いすることも少なくないのです。特に、自家用車やバスの独特な臭いやガソリンの臭いが苦手という子供は多いようです。具体的な臭い対策をご紹介します。

・こまめに換気を行う(可能であれば冷房はエアコンより自然の風が好ましい)
・濡らしたハンカチやおしぼりを鼻にあてておく(好きな香りを染み込ませるのもオススメ)
・好きな香りがするお菓子を食べる(飴、ガム、ラムネなど)
・自宅で使っている消臭剤を座席や周辺にスプレーする(自家用車でないと難しいかも)

慣れない臭いに対しては、子供だけでなく大人も影響を受けやすいので親子で事前に準備をしてみてください。

【第2位:目の動き】
乗り物酔いをする原因でも説明をさせていただきましたが、目の動きは乗り物酔いへ大きな影響を与えます。逆に言えば、子供の目線をコントロールすることで乗り物酔いを予防することができるのです。

まず避けるべきは、下を向くことです。

本を読んだりゲームしたりすることで、乗り物の揺れが予測できなくなることに加えて、目の動きが激しくなりバランス感覚が乱れるので、脳が異常と感じてしまうのです。
また、外の景色を眺める場合でも近くを見ることは避けてください。

近くを見ていると、目まぐるしく情報が入れ替わるために乗り物酔いしやすくなってしまいます。望ましいのは、遠くで動きの少ないものに目を向けることです。具体的には、雲や山や星などです。

ですが、同じものをずっと見ていると飽きてしまうので、タイミングを見て目標を決めてあげるといいでしょう。また、ただ眺めるだけでなく、コミュニケーションを交えると効果がアップします。クイズやゲームの要素を作って遠くを眺めさせるなどして楽しく行うことが大切です。

【第1位:サンタさん】
一番大切なことは、「自分は酔わない」と思いこませることです。過去に乗り物酔いをした経験や、必要以上に乗り物酔いを注意させる言動があると、不安な気持ちが大きくなり、乗り物酔いを発症する原因となりかねないのです。そうならないためには、乗り物酔いをしないと信じ込ませることが大事なのです。

普通の飴を酔い止めの薬と言って飲ませるだけでも効果が期待できますし、ツボを刺激することや好きな香りを嗅がせるなど、「これをしていれば、乗り物酔いをしない」という気持ちになる行動パターンを用意しておくことも効果的です。

サンタさんを演じる時のように、様々な手法で「酔わない」と信じてもらうことが何よりの対策となるのです。事前の準備を含めて、同乗される大人の方の手腕が問われることとなりますよ!!

日常から行える対策

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乗り物酔い対策を強化するためにも、普段の生活から行えることを最後にご紹介させていただきます。

【短い移動で自信をつける】
普段の生活で利用する、車やバス移動などで、乗り物酔いをしなかったという成功体験を作ってあげる。
【乗り物を好きになる】
おもちゃ・本・DVD・テレビ番組を通して乗り物に興味を持たせ、乗り物に乗ることが楽しいことだと思える環境を作ってあげる。
【三半規管を鍛える】
・公園でよく遊ぶ(鉄棒・シーソー・ブランコ)
・マット運動やトランポリン(自宅での簡易的なものや体操教室へ通うなど)
・頭を揺らす(頭の動きが多いダンスなど)
・自転車に乗る(補助輪のない自転車でバランス感覚を養う)

対策を知っておくことで予防につながりますので、ぜひ試してみてください。
また、「乗り物酔いに気を付けてね」「乗り物酔い心配だね」「乗り物酔いしないでね」などの不安にさせる言葉は絶対に禁止です。

(P.N 久喜 太郎)

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