どうやってお金≒紙幣を発行する量を決めているの?

10月1日から消費税が10%になりましたね。 これによって、税収が5兆円ほど増えると言われています。 増えた税収は、幼稚園/保育園無償化や社会福祉保障関連に使われるということですが、ひろく万民から集める税ですから、残りのお金も万民にとってメリットのある使い方をしてもらいたいです。 さて、この「お金」、日本においては、日本の中央銀行にあたる日本銀行が発行しているわけですが、その量はどのように決められているか、知っていますか?


答えは、「国債」金額によって決められています。

昔の基準は「金(きん)」

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第一次世界大戦(1914〜1918年)が終わるまで、

多くの先進国では「金本位制」という制度でお金を発行していました。

「金本位制」というのは、今現在その国が持っている「金(きん)」の量によって

お金≒紙幣の量を決めるという制度。

 

では、なぜ金本位制をやめてしまったのでしょうか?

それは、景気対策ができないからです。

今は何が基準?

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景気をよくするためには、

1つの施策としてお金の流通量を増やす方法があるのですが、

そのために、お金を発行しようと思っても、

今持っている金(きん)の量しかお金≒紙幣を出せないとなると、困ってしまいます。

 

そこで、

“これからは所持している金(きん)の量に関係なく、中央銀行がお金≒紙幣を発行できるようにしよう”

ということになったのです。

国債とは「国の借金」。

 

その借金の額でお金の発行量が決まるというわけですから、なんだか、不思議ですよね。

どんな仕組み?

仕組みとしてはこうです。
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❶-1:政府が国会で予算を通し、今年の国債額を決めて発行する。「国の借金」の権利(≒国債)

❶-2:一般の個人や銀行が買う

❷:中央銀行が一般の個人、銀行から買い上げる≒同じ額の金額≒紙幣を発行する
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余談ですが、

太平洋戦争中は、政府が発行した国債を“直接”日本銀行が買い上げていました。

ですので、際限なく国債を発行することができてしまいます。

 

案の定、当時は軍備増強でお金が必要だったため、

戦争に勝利しなければ(しても?)到底返せない国債をばんばん発行したことで、

お金の価値がどんどん下がってしまい、インフレーションがおきてしまいました。

 

こうした“横暴”を防ぎ、

国債発行をコントロールするために、

”直接“日本銀行が購入できる仕組みは無くしているようです。

まとめ

いかがでしたか?

 

意外に、

自国のお金の流れや仕組みを説明して!

といわれるとできないものではないでしょうか。

お金や税金の仕組みを理解することは大事ですよね。
(P.N. いそきち)

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