覚えておくと便利です!インド式暗算。

2030年には日本のGDP(国内総生産)を抜いて、世界の第3位となることが予想されている、経済成長の著しいインド。 そんなインドの教育環境を調べてみたところ、日本でも定番の学習方法にて日本と大きな違いがあることが分かりました。 そこで今回は、インド式の学習方法について調査してみました。


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インドってどんな国?

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まずは、インドがどのような国か日本との比較で見ていきましょう。

◎人口
日本:1億2千万人・インド:13億2千万人(日本の11倍)
※2016年時点
◎人口2030年予測
日本:1億1千万人・インド:15億2千万人(日本の13.8倍)
※2016年時点
◎面積
日本:37万㎢・インド:328万㎢(日本の8.8倍)
◎GDP(国内総生産)
日本:6兆1576億ドル・インド:2兆6168億ドル(日本の2/5)
※2017年
◎GDP(国内総生産)2030年予測
日本:5兆6060億ドル・インド:19兆5110億ドル(日本の3.5倍)
◎ビリオネア(保有資産10億ドル以上)人数
日本:32人・インド:106人(日本の4.8倍)
◎世界遺産数
日本:22件・インド:36件(日本の1.6倍)
◎外国観光客数
日本:3119万人・インド:1554万人(日本の1/2)
※2018年
◎オリンピックメダル獲得数
日本:41個・インド:2個(日本の1/20)
※2016年リオオリンピック
◎カレー食数
日本:73回・インド:560回(日本の7.6倍)
※一人当たり年間食数

今回調査した項目はあくまでも一部なのですが、

多くの面でインドが日本を上回っていることが分かります。

 

中でも、経済力の指標となるGDPの2030年予測にて日本が大きく逆転されることは、日本や

世界の未来に大きな影響を及ぼすこととなるでしょう。

17×19=

インドでは2010年より義務教育制度が始まり、満6歳からの8年間が義務教育となっています。

義務教育が始まってまだ10年もたっていない中で、インドの教育は世界から大きな注目を集めているのです。

参照サイト:ビザイア!

インドでは理数系の教育に力を入れているのですが、その中でも特徴的なのが「暗算」です。

暗算と言えば思い浮かぶのは「九九(くく)」ですが、インドに「九九」はあるのでしょうか?

調査した結果、「九九」もありましたが、それを上回る驚きの「二十二十」が存在しておりました。
「二十二十」?どういうこと?となると思うのですが、簡単に言うと九九が20段まであるものです。

17×19・13×16・14×18 皆さんは暗算で素早く計算できますか?

 

インドでも地域や学校によっては9段までしかない学校もあるようですが、

大半は20段の九九が一般的なものとなっているようです。

中には、99段まである九九を暗記している強者も存在しているとの情報も。
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※20段まである九九表

インド式計算法

インドの子供に対しては更に驚くべきことがあり、九九を暗記していない子供でも3桁の暗算を簡単に計算できてしまうと言うのです。

その理由は、「インド式計算法」にあるのです。
インド式計算法といってもよく分からないと思いますので、インド式計算法の具体的な計算例を1つ解説してみたいと思います。

【94×98の場合の計算例】

94と98はともに100に近い数字であることを利用した計算法です。

 

100からそれぞれ94と98をひいた6と2の数字が、答えを導き出すための鍵になります。

6と2の2つを足した数を100からひいた数字が百の位からうえの数字となります。

100-(6+2)=92(9200)

そして、6と2の2つをかけた数が十の位から下の数字となります。

6×2=12

92(9200)と12を組みわせることで9212となり、94×98=9219の答えが導き出されるのです。

 

インド式計算法は様々な方法があり、暗算をベースとした計算法ではないのです。

数を分解し、あてはまる計算方を探し出して組み立てるやり方がベースとなっているのです。

暗記をベースとした学習では無く、問題から答えを導き出す過程での解決力を養うことを重要視しているのです。

「暗記=答え」となっていないことによって、柔軟で粘り強い思考が育まれていくのではないでしょうか。

20段の九九も暗記することがゴールでは無く、解決策の1つの引き出しに過ぎないのです。

このように養われている自力こそが、インド高度成長の礎となっているのかもしれないですね。

P.N 久喜 太郎

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