小学校高学年が高校受験の準備をする!?


 

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フリー写真素材ぱくたそ

 

小学生が通う塾、というとどのようなものをイメージしますか?
大半の人が「中学受験のために通う進学塾」もしくは「苦手教科を勉強してくる学習塾」を思い描くのではないでしょうか。

 

進学塾は中学受験に適した国語算数理科社会の4教科を教えてくれて、塾に通う頻度は週に5回ほど。難関校を目指す高学年なら週に6〜7回通うことも珍しくありません。
土日も朝から夜までお弁当を持参して一日中勉強、テスト、模試ととにかく忙しそう、というイメージですよね。
学習塾は進学塾ほどではありませんが、苦手な教科を選んで学校の単元の予習復習がメインになっています。

 

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ところがここ数年の塾事情をみてみると、高校受験を目指すための塾が徐々に人気を帯びてきています。

 

こういった高校受験を目指すための小学生の塾は、中学受験は金銭的にも厳しい、私立中学は最初から考えていない、特に高校までは公立で頑張ってほしい、というご家庭に選ばれています。

この流れは小学校の通知表の評価基準が変わってきたことも一因になります。
私たち親世代は通知表で「よくできました」にあたる3を取ることは容易でした。
だいたい教科の8割程度を理解してテストの点数もよければ3、もうすこし頑張ってほしいときは2、このままだと勉強に遅れが出るというときは1、という評価基準だったのが、グッと難易度があがってしまったのです。

 

授業への参加意欲やテストで満点に近い点数は当たり前、それにプラスして自主勉強や宿題などもやり込んで3が取れるといった感じです。
中学受験のために塾に入っているお子様なら難なく取れるかもしれませんが、何も勉強していない場合3を取るのはとても難しいのです。
学校教育の方針が「付け焼き刃の学力ではなく、自分で長年積み重ねてきた努力を評価する」という方針に変わっていき、高校受験にもその影響がしっかり出ています。
中学3年の秋から頑張れば自分の学力より少し上くらいなら入れる、といった時代では無くなってきています。

 

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khamkhorによるPixabayからの画像

 

また、中学に上がるにあたって算数は数学に、そして新たに英語という教科も入ってくることから一気に勉強の仕方が変わってしまうことに不安を覚える人も。

 

小学校のうちから算数、外国語学習として習ってきたことが、中学になると一気に専門的な単元が入り込んできたり、英単語と簡単な文やリスニングだけだったのが複雑な文章も出てきたりとお子様本人も戸惑いを覚えてしまいます。
問題の難易度が上がったことももちろんですが、小学校のカリキュラムだけでは問題を解く経験値が足りないのです。

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ゆとり教育と言われていた時代から脱却して、以前は中学で習っていた問題が小学校高学年に降りてきたり、小学校高学年で習った問題が低学年まで降りてきていることも。

 

さらに授業日数の関係で一つの単元をかなり駆け足で終わらせなければ間に合わない、などといった問題もあります。
そうなると一つの問題をやり込む前に次々と単元は進み、しっかりと復習して頭に定着する前に小学校の工程全てが終わってしまうなんてこともあり得るのです。

 

親世代も共働きだったり、どんどん増える小学校のカリキュラムに対応できなかったりとお子様の学力を把握することができないまま中学に上がって苦労することも。
そこで、塾や通信教育でその抜けを減らしてしっかりと学習したことを定着させよう、という流れになっているのです。

 

ではどういった塾が小学生向けの高校受験を目指したクラスを開講してくれているのでしょうか。
高校受験のための塾といっても小学校のうちは予習復習をしっかり、勉強の方法や習慣を身につけてもらうために通わせる、といったイメージを持ってもらうとわかりやすいかと思います。

 

中学受験や高校受験に力を入れている進学塾ならここ数年の間に「小学生ハイクラス」や「小5小6 高校受験コース」などの名称で開講されている可能性が高いです。
2010年代後半に小学生だったお子様が高校大学へ進学するときはセンター試験がなくなるかも、英語の民間試験が導入されるかも、と受験事情がガラリと変わる可能性が高いので、こういったコースを開講している塾が増えてきているのです。

 

とにかく問題を解く経験をつける、いろいろなタイプの問題になれる、また定期テストも行ってくれるので、中学に入る前からテスト対策の感覚を掴むことができます。

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我が家も長男には小学校6年に上がる前の春休みからこういった高校受験をメインに考えてくれる塾に通わせています。
費用は年間15〜20万円の間くらいです。
今のところ算数メインで一教科のみですが、塾に通わせているメリットはいくつか得ることができました。
宿題がしっかりと出る、テスト対策の勉強を教えてくれる、本人が忘れた頃にまた似た問題が出てくるようなシステムの教科書になっているので自然と公式や解法を定着させていくことができます。
中学で習う範囲もほんの少しですが先取りすることもできるのも今後どのような問題が出てくるのかというのを親子ともに感じることができてよかったです。

 

さらに、塾に通っていると夏季講習や冬季講習だけでなく、無料の講習もしっかり受けることができます。
今は算数だけを受講していますが、無料の講習では国語も受けることができてお得感も。小学校のテストでは絶対にわからない偏差値や全国順位なども見ることができて恐ろしくもあり、励みにもなり、という感じです。

 

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どんどん変わる受験事情に対応し、情報を得るためにも高校受験を目指した塾に通わせたメリットは大きかったと思っています。

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