花火のしくみを知ろう。~未来の花火職人へ~
花火は彫刻や絵画と違ってほんの一瞬ですが、その儚さに美を感じたりしますよね。
そんな美しい花火の事を知るべく調べました!
花火の作り方
花火を知らない方はあまりいないかと思いますが、花火の作り方を知らないと言う人は多いのではないでしょうか?
現在では色とりどりの花火を拝めることができますが、ここに至るまでに職人さんたちの惜しみなき努力がありました。
大きく分けて5つの工程を御紹介します。
①計量
花火作りは様々な薬品を使います。
分量を間違えると火がつかないなんてことも…
薬品の一つに発色材といいものがあり花火の色を決めることが出来ます。
硝酸ストロンチウム→赤
硝酸バリウム→緑
過塩素酸→青
と言った具合です。
②配合
配合も計量と同じく薬品をきれいに混ぜないと発火しないことがあります。
また、いわゆる火薬は湿度に弱い為天気の良い日に行います。
天気に左右されてしまう程繊細な作業なんです。
③星掛け
引用:http://hanabizuiki.seesaa.net/article/276993725.html
この丸い玉が星と呼ばれるものです。
この星は火薬を何重にもまぶして層を作っていきます。
火薬をまぶしては天日干しをして、またまぶしては干しての繰り返しです。
とても大変ですね。
④玉込め・玉張り
引用:http://www.japan-fireworks.com/basics/size.html
出来上がりが画像の通りになります。
玉ねぎの様な色と丸みですね。
この玉に先程の星がたくさん入っています。
詰め方によって開き方が異なる様です。
丁寧にクラフト用紙に包めば出来上がり。
⑤乾燥
玉張りが終えたらまたまたお日様のお力をお借りして乾かします。
乾燥が不十分だと開き方に影響を及ぼすのでかなりの時間を掛けるのです。
一つ一つ全て大事な作業です。
お子様を育てるようだと比喩されるそうですが納得出来ますね。
花火職人になろう
人々に夢の様な時間を与えてくれる花火職人
どうすればなれるのでしょうか?
ご興味ありませんか?
こちらをご覧ください。
特に免許が必要という訳ではないようですね。
もちろんあれば役に立つものはありますが、やる気と体力さえあればなれるのです!
やる気と体力さえあれば…何かかっこいいですね。
基本的に世襲制のようで花火職人さんに弟子入りする方法もあるようです。
花火職人さんになるには険しい道のりかもしれませんが御興味がある方は是非御一考して頂ければと思います。