地球最強の生物は?

この世で一番強い生物はなんでしょうか?ライオンでしょうか?蟻でしょうか?人間でしょうか?残念ながら違います。どの生き物もかなわない最強生物がいます。それが「クマムシ」です。 今回は「クマムシ」がなぜ最強であるかをご紹介していきます。

クマムシとは?

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クマムシは
体長が1mm以下の微生物で、熱帯から極寒地、深海底から高山、海、陸まで、

あらゆる場所におり、身の回りのちょっとした池や道路脇のコケの中に生息しております。

ムシという名前がついておりますが虫ではなく、8脚でゆっくりと歩く姿から、

緩歩動物と呼ばれる生き物です。

 

また、形がクマに似ていることからクマムシと呼ばれており、

クマムシはクワガタやカメムシといった単体の生き物の名前ではなく、

1000種類ほどいるものの総称で、エビやカニに近い生き物と言われています。

なぜ最強と言われるのか?

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1 温度に対する耐性
クマムシのすごいところの1つ目は温度への耐性。

人間の細胞は55度ぐらいまでの耐性がありますが、クマムシはなんと151度の高温まで大丈夫と言われています。

さらに低いほうでいうと、 絶対零度(=-273.15度)まで耐えることが確認できております。

ただし、これは乾燥状態に限り。151度の高温は平気ですが、熱湯では死んでしまいます。

2 乾燥に対する耐性
2つ目は乾燥に対する耐性です。

クマムシの体は85%が水分で出来ています。

この水分を0.05%まで減らし、乾眠状態に入ることで、水分のない乾燥状態でも生きることができるのです。

乾眠状態は生命活動がほとんど停止している状態で、代謝のペースが通常の1万分の1に減速します。

普通の生物では全く水分がなくなってカラカラの状態になった後、水分を与えても蘇生することはありません。

しかし、クマムシではカラカラの状態になっても水分を与えると体が次第に膨らんできて
十数分後には元の状態に戻って動きだします。

乾眠状態から復活する能力のことをクリプトビオシスと言います。

クマムシは他の生物にはない特殊なタンパク質を持っていて、これによって乾眠状態から水分を与えると復活できると考えられています。

乾眠で一時生命活動を停止させ、過酷な環境をやり過ごしながら生きているのです。

30年間凍結していた南極大陸の苔から復活したクマムシも凍結していた間、寿命の時間が止まっていたと考えられています。

3 圧力で対する耐性
3つ目は圧力に対する耐性です。

宇宙空間は空気がありません。

クマムシはそんな真空状態でも生きることができます。

宇宙空間では10日間ほど生きられることが確認されています。

さらに、75,000気圧にまで耐えられることも確認できております。

4 放射線に対する耐性
最後に放射線に対する耐性です。

紫外線やエックス線など、人間の致死量は500レントゲンですが、

クマムシの場合は57万レントゲンにも耐えることができます。

まとめ

地球には数百万の生き物がいますが、

このように環境が変わっても適応できる生き物はクマムシくらいと言われております。

こういった酷い環境下におかれても、

乾眠状態、仮死状態、塩眠状態、冬眠状態になり生き延び、

そして元の環境になると、そのまま何事もなく動き出すのです。

まさに最強の名にふさわしい生物といえます。

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