利き手はどうやって決まる?

赤ちゃんがおもちゃを持ったりしているのを見て、うちの子は右利きかな?左利きかな?なんてふと気になったりはしませんか? 今回は、利き手はどのようにして決まるのか、いつ頃決まるのかについてご説明します。

利き手はどうのようにして決まる?興味深い3つの説

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10人に1人という左利きの人達に対して、「選ばれし人たち」というようなスペシャルなイメージを抱く人もいるでしょう。

科学的には、利き手を決定する遺伝子があるかどうかということは証明されていません。左利きの両親を持つ子どもが、必ずしも左利きになるとは限りません。また、一卵性双生児の場合も利き手が同じとは限りません。

利き手は遺伝するということが証明されない中、いくつかの利き手の決定に関する説があります。

1.胎児のころに決まる説
母親の胎内で指しゃぶりをしている方の手が利き手になる確率が高い、といいます。あくまでも確率が高いというだけですが、利き手は胎児の頃に決まるという説があります。

2.生活環境によって決まる説
利き手がはっきりとしてくるまでの期間、右手を使うことが多かった場合に右利きになるという説があります。90%の人が右利きなこともあり、子どもがスプーンを持つ手を「右」になるように意識して接する親は多くいます。
このことが影響して、右利きの人の割合が高くなっているのではないかと考えられています。

実際に、少数派である左利きの人たちにとって、不便なことはいくらかあります。そのようなことからも、食事時やクレヨンで何かを描く時、子どもに「こっち(右)の手で持ってごらん?」と親が意識して右手を促すことはよくありますよね。

いろいろな歴史的背景もあり、右利きが優遇される社会が浸透しているために、生活環境に
よって利き手が決まるとも考えられています。

3. 脳の働きによって決まる説
利き手の決定に、脳の働きが影響しているという説があります。大脳は右と左に分かれていて、それぞれの働きが違います。右脳は左半身を、左脳は右半身を司るため、右脳が優位だと左利きとなります。

言葉を持つ人間は、他の霊長類と違い「利き手」があります。左脳は「言語脳」ともいわれ、言語活動を司ります。人間は言葉を使って左脳を活発に働かせるために、多くの人が右利きなのではないかという説があります。

子どもの利き手はいつ決まる?

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利き手が決定される時期は、3歳から4歳頃だとされています。

指先の機能が発達し、興味がおもむくままに様々なものを手に取ってみる時期である生後12か月未満では、利き手は決定していません。さらに活動的になる1歳~2歳の時期でも、利き手確立までには至りません。

立体パズルで遊ぶ時などに左手ばかりを使う姿をみて、「この子左利きかな?」と思うことがあるかもしれませんね。でも、ただ左側にパズルピースがあるからというシンプルな理由がある場合は多いです。左手にスプーンを持って食べる子は、たまたま始めに手にしたのが左だったということもあります。

次の日は右手でスプーンを持つなんてこともよくあることです。

3~4歳になると、箸を使って食事をしたり、クレヨンやマジックなどを使ってお絵かきをしたりすることが多くなります。
その時期にどちらの手を使っているかをよく観察すると、一方の手に固定してきます。それが利き手となります。

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