世界の子供はお小遣いもキャッシュレス

10月の消費税増や来年のオリンピックが控えていることもあり、キャッシュレス化に関わる様々な動きが活発になっております。 クレジットカードを筆頭に、キャッシュレスでの支払いは大人が利用するものと思われがちですが、世界では子供のお小遣いもキャッシュレス化が進んでいるのです。 今回は、子供のお小遣いにてキャッシュレス化されている国の現状をご紹介していきます。


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デビットカードの拡大

まずは、子供向けデビットカードについてご紹介していきます。
子供向けのキャッシュレスの中でも、世界的に主流となっているのがデビットカードです。

日本でも利用されているデビットカードですが、そもそも日本と世界ではデビットカードの利用率に大きな違いがあるのです。

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上記の図は、一般社団法人日本クレジット協会が発表した数字をもとにした、2017年の決済比率の一覧表になります。
キャッシュレスでの決済比率そのものが低い日本ですが、デビットカードでの決済比率を見てみると諸外国に比べデビットカードの利用率が圧倒的に低いことが分かります。

それでは、各国の子供向けデビットカードについてご紹介していきます。

【アメリカ】
アメリカでは、Greenlight Financial Technologies社が提供している、8歳以上の子供を対象としたデビットカード「Greenlight」が有名です
Greenlightの特徴は、カードとアプリが連携していて、銀行の金利とは別に親が独自で金利を設定できることです。
そのことによって、子供に貯蓄を促すことや、貯蓄の習慣を学ばすができ、マネー教育の一環として活用できることが人気の要因となっております。

【イギリス】
イギリスでは、11~17歳前後の子供を対象に親の口座に付帯した形で子供の口座開設が可能です。
決済をするためには、子供の口座に紐づけられたデビットカードが発行可能で、大人と同じ機能にて利用が可能です。
また、イギリスでは6歳~18歳が利用可能な子供向けのプリペイドカードも多く使われています。

【スウェーデン】
幼児期から親の口座に付帯する形で口座開設が可能で、小学生になるとデビットカードが発行されるのが一般的です。
スウェーデンは現金の流通が極端に少なく、現金が使えないお店が多く存在するため、子供の小さな買い物であってもデビットカード利用されているのです。

現金決済の廃止が決定した国

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2030年から現金での決済ができないことが決定している国をご存知でしょうか。
それは、ドイツのお隣の国「デンマーク」です。
デンマークでは、既に国内での硬貨・紙幣の造幣が停止しており、国外への委託造幣をしているのです。
2030年に現金での決済が廃止となるのですが、現在の現金決済率もすでに10%以下とキャッシュレス先進国なのです。

そんなデンマークでは、大手銀行が8歳~14歳を対象に開発した「ロメペンゲ」と言うアプリが人気となっております。
※ロメペンゲはデンマーク語でお小遣いの意味

ロメペンゲは決済用のカードとアプリを連動して利用する仕組みになっています。
保護者からの送金はネットバンクにて可能で、送金されると子供に通知が行き、アプリ内で貯金額の確認ができます。
貯金額の中から日・週・月単位での利用可能金額やインターネット上での利用可否などを保護者側にて設定することが可能です。
子供はアプリにて貯金額や利用額を確認することができ、お金を管理することの学びに役立つと考えられています。

日本で可能な利用方法?

最後に、日本の子供が利用可能キャッシュレスでの支払い方法をご紹介します。

【電子マネー・プリペイドカード】
代表例
・電子マネー(交通系電子マネー、nanaco、楽天Edyなど)
・ブランドプリペイドカード(LINE Payカード、au WALLET、など)
・QRコード決済(LINE Pay、PayPayなど)
利用可能な理由としては、クレジットカードと違い後決済では無く、事前のチャージにて利用するので利用できる金額に制限がある点です。
基本的には、利用に関しての年齢制限が無いものが多いですが、一部年齢制限があるサービスもございます。

【デビットカード】
前述でもご紹介したデビットカードですが、日本では利用できる年齢が海外とは違うのです。
発行している会社によって多少の違いはあるのですが、基本的には高校生から利用可能なものが多いです。

日本でも、コンビニエンスストアやチェーン店など、キャッシュレスでの決済ができる場所が増えているので、子供のお小遣いをキャッシュレス化することも可能になっている環境であると言えます。
ですが、正しい情報を持ったうえでないと、トラブルに繋がる恐れもあるのでお気を付けください。

P.N 久喜 太郎

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