「食パン」も動物のように学習する

突然ですが「パブロフの犬」はご存知でしょうか? 何かのアニメ?映画? って思う方は少ないですよね。ロシアの博士イワン・パブロフさんが行った有名な実験です。 この「パブロフの犬」実験を”食べるパン”に行った博士がいます。研究結果によると、パンにも学習能力があることが証明されたとのこと!本日はこのお話をご紹介したいと思います。


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パブロフの犬のおさらい

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「パブロフの犬」実験の簡単なおさらいをしましょう。

犬にベルを鳴らした後に餌を与えます。しばらく同じ順序で餌を与え続けると、餌を与えなくても、ベルを鳴らしただけで犬がヨダレをたらす、というものです。

つまり犬だけでなく多くの動物はベルがなったら餌がくるということを覚え、条件反射的に体が反応することがわかりました。

パンには餌の代わりに電気ショック

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ルーロー博士グループはこれと同じ仕組みをパンにもしてみることにしました。
小麦粉と水、少量のレモン果汁などをまぜて通常のパン生地を作りました。

そのパン生地の隣でLEDライトを発光させ、それと同時にパンに電気ショックを与えると言うことを行いました。餌=電気ショックに変えたわけですね。

電気ショックを与えると、パン生地の周波数特性に大きな変化、つまり、大雑把にいえば、入力と出力で周波数が変化するという現象がみられました。

周波数とは電流がプラスとマイナスの方向に向きを変えながら単位時間に振動する回数のことですが、パンは電気ショックによってこの振動回数を変化させる、ということです。

そして、、、、ここからが驚きです。

周波数特性に変化が!

LEDライトを発行するたびに電気ショックを与え続きた後、そのままLEDライトを発行し、電気ショックを与えないという実験を試みました。
すると、電気ショックを与えていないにも関わらず、電気ショックを与えた時と同じように周波数が変化したと言うのです。

当然ですが、念のため、電気ショッックを与えていないパンの生地にLEDライトを発光させても振動数特性に変化はありませんでした。

つまり、パンの生地がLEDライト発光に反応し振動数特性を自らが変えた、と考えられます。

まとめ

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ルーロー博士はこの実験について「条件反射は単純な物質に備わりやすいのではないか」と言っています。
ただ残念ながら、まだどのような原理でパン生地が学習したかについはまだわかっていません。
ルーロー博士は細胞に変化がおこっているのではないか、と考えているそうで、もし細胞にも学習能力があるとするならば、学習そのものに関するあらたな発見が出てくるかもしれませんね。

(P.N.いそきち)

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