「青い」血の生き物たち

半袖を着ることの多い夏。 腕の細い人、腕の太い人、腕の黒い人、腕の白い人いろいろですが、ふと血管をみると血は赤いはずなのに血管は青くありませんか? 「血って本当は青くて、血液に触れると赤くなるんでは!?」と思ったのですが、これは真っ赤な嘘(ギャグではありません)。


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外側から見て血管のなかの血液が青く見えるのは、異なる光の波長が皮膚に入り込んでいるからなのだそうです。

では、青い血が流れている生き物っているのでしょうか。
身近なところではイカ、タコは青い血が流れています。

そもそもなぜ人間の血は赤いのか?

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平均的な成人の体には約5リットルの血が流れています。
その中は主に3つの成分で構成されています。
透明な液体である血漿(けっしょう)、赤血球と白血球、そして血小板です。
白血球は日々人間の体を脅かす病気と戦ってくれており、血小板は血液を凝固させる働き/平たく言えば“カサブタ“をつくり、赤血球は酸素を全身に行き渡らせます。
血を赤くしている要因はこの赤血球です。
赤血球の3分の1はヘモグロビンという鉄分たっぷりなたんぱく質で酸素と結びつくことにより赤さび色になります。
この赤血球が全身をめぐり酸素を体のすみずみまで行き渡らせています。
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青い血の生き物たち

しかし、すべての動物がヘモグロビンを使うわけではありません。それゆえに違った色の血を持つ生き物たちが存在します。
例えば、タコ、イカ、カタツムリ、ナメクジなどの軟体動物です。彼らには青い血が流れています。その他、一部の節足動物、たとえばタランチュラやロブスターの血液も青色です。
なぜなら彼らの血液中にはヘモグロビンではなく、高濃度の「ヘモシアニン」という成分が含まれているからです。
「ヘモシアニン」は銅を含むたんぱく質で、もともとは無色透明なのですが、酸素に触れることで青色に変わります。
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番外編:緑色の血を持つトカゲ

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パプアニューギニアに生息するある種のトカゲでは血の色は緑色をしています。このトカゲの血液には「ヘモグロビン」でも「ヘモシアニン」でもなく、「ビリベルジン」と呼ばれる緑がかった色素の成分が含まれているからだそうです。これは「ヘモグロビン」が分解してできた副産物なのだそうです。

まとめ

よく人情味のない人が「お前には赤い血が流れてないのか?!」とか言われているシーンをみたことがありますが、これは「お前はイカ、タコか!?」という意味だったんですね。多分違いますね笑
(P.N. いそきち)

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