北極クマは聞いたことあるけど、南極クマっているの?北極と南極の違いをこどもに分かりやすく解説できますか?
目次
まずは北極について知ろう
北極は日本からおよそ7千キロの距離にあり、ほとんどが海に覆われています。
大陸があるイメージかもしれませんが、それは海氷という氷によるもの。
一見、地面に見えるものだけど、そうではないんです。
北極=海と考えても良いかもしれませんね。
また北極の気温はマイナス18度。
寒いように思えますが、南極よりは暖かく多くの生物が住んでいます。
その代表的な動物が北極グマ(シロクマ)、オオカミ、トナカイ。
強そうな動物がいっぱいですね。
ちなみに代表とも言える北極グマは、地球最大の肉食生物で北極の食物連鎖の頂点に立っています。
そして、最も驚きなのが北極には人が住んでいること。
厳しい自然と共に生活する人の姿がそこにはあります。
一方、南極の特徴とは?
南極は、日本から南へ約1万4千キロの距離にあります。
「南極大陸」という言葉に、なじみのある人もいるかもしれません。
その名の通り南極には、広大な大陸が広がっています。
広さはおよそ日本の37倍!!!
日本がすっぽりと入っちゃいます。
また、南極の気温はなんとマイナス50度。
すっごく寒いんです。
そんな環境で植物も育たないため、動物は少ないです。
主に鳥類であるペンギン、海洋哺乳類のアザラシなどが生息し、陸上哺乳類は存在しません。
なお、ペンギンはエサとなる動物プランクトンが豊富に発生する、南極の冷たい海が大好きなんです。
そして南極に人は住んでいません。
誰の手も加えられていない、それが南極なんです。
北極と南極の決定的な違いはなんだろう
では、北極と南極の決定的な違いを簡単にまとめてみました。
・北極は海、南極は大陸
・北極の温度は-18℃、南極の温度は-50℃
・北極には北極グマ、南極にはペンギン
・北極は人が住んでいる、南極は住んでいない
似たようなイメージを持っていましたが、こうやって見るとかなり違うということが分かります。
また、それぞれの地域に生息する動物は、一方の地域には生息しない点が興味深いですね。
まとめ
今回は北極と南極の違いについてでした。
いかがだったでしょうか?
お子さんに「北極と南極の違いってなに?」と、聞かれたら
「北極にはクマさんで、南極にはペンギンさん」
あるいは
「北極は海で、南極は大陸なんだよ」
などなど。
ポイントを簡単に教えてあげるのも良いですね!